簡単にロゴを作成できる!おすすめのサイト8選

ビジマサマガジン

ロゴ作成はプロに依頼しなければ作れない、そう考えている方も多いでしょう。

素人でもロゴ作成できるサイトはいくつもあり、使い方を少し学べば簡単に理想のロゴを作れるのです。

デザイナーに依頼すると作品次第では数万円かかるロゴも、自ら作成すれば費用は格段に安く済みます。

ロゴは企業のイメージ、ブランド力にも関わる重要なマーケティング戦略の1つです

ロゴには企業の理念、顧客に伝えたいメッセージが込められており、企業の知名度向上にも大きく貢献するでしょう。

そんなロゴですが、ロゴ作成サイトを利用すれば無料で作成できます。

今回は簡単にロゴ作成できるサイトを、無料版と有料版に分けて解説していきます。

ロゴを作成するときに考えること、サイトを選ぶときのポイントも紹介しますから、ぜひ最後まで読んでみてください。

ロゴ作成で考えるべき5つのこと

ロゴを作成するにあたって、考えるべき5つのポイントを紹介します。

ロゴ作成では以下のポイントを考えることで、オリジナルのロゴ作成ができます。

  • 独自性のあるロゴになっているか
  • モノクロでも認識しやすいか
  • ロゴの配色は印象的か
  • 使用の用途・目的はイメージできているか
  • ロゴの方向性は定まっているか

独自性のあるロゴになっているか

企業のイメージを顧客に印象付けるためには、ロゴにも独自性が求められます。

一流企業や有名ブランドは必ずといっていいほど、独自のロゴを作成しています。

ロゴはそれを見た人に、「○○のブランドだ」と感覚的に気付いてもらうために重要な存在です。

そのため企業はブランディングのためにロゴを作成しますが、中には類似したデザインとなってしまい、訴訟問題に発展するケースもあります。

こうした問題を避けるためには、ロゴに独自性を持たせることが大事です

ロゴデザインに記号、文字、図形を使用するなら、他者に類似するものがないことをチェックしなければなりません。

そして、ロゴ作成では記号の形状、文字の書体、図形の描き方など細部にまでこだわり、独自のデザイン性を発揮することで魅力的なロゴに仕上がるでしょう。

モノクロでも見やすいか

ロゴを作成するにあたっては、色々な場面での活用方法を考えて作成すべきです。

新聞や週刊誌などの白黒の記事、Tシャツへのプリントなどは不鮮明な画像になりやすく、低解像度でも認識しやすいものが好まれます

複雑なロゴは見た目には印象的ですが、使用場面によっては拡大・縮小が必要で、縮小するとどのようなロゴか分かりにくくなります。

あらゆる使用用途を前提にするなら、白黒の広告でも認識しやすいものを意識して作成しましょう。

ロゴの配色は印象的か

ロゴの配色も、見た人への印象付けには重要なポイントです。

ロゴデザインに凝りすぎて、色を使用しすぎてしまうケースもありますが、色が混在していると雑然としたイメージを抱かれてしまいます。

洗練された配色にするためには、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの使い分けが重要です。

理想的な配色はベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%で最も美しいとされます

ベースカラーとはロゴで最も使用する頻度の多い色のことで、余白や背景によく利用されます。

メインカラーはロゴのデザインを印象付けるための象徴的な色のことです。

アクセントカラーは最も使用面積が少ないながら、最も見た人の目を引きつける色のことです。

3つの配色バランスを意識しながら、印象に残るロゴを作成してみてください。

使用の用途・目的はイメージできているか

ロゴを作成する前に、ロゴをどのような目的・用途で使用するか想定しておきましょう。

ロゴの使用方法として一般的なものとしては、制服やタオル、封筒などが身近なものです。

企業としての商用利用ならば、社用車のデザイン、会社の看板、広告などでも利用する機会があるでしょう。

ロゴの使用範囲は非常に広範囲になりますが、目的と用途に応じてサイズは変更されるのが一般的です

使用目的と用途によって、縦横の縮尺、配色、解像度なども変更が必要です。

それぞれに適切な設定があるため、一律に同じ設定では思った通りのロゴにはなりません。

また、必要に応じて利用できないようにするルール作りも考えておきましょう。

ロゴの方向性は定まっているか

ロゴをブランディングや知名度アップのために作成するなら、方向性の決定も欠かせません。

方向性とは、見た人が「このロゴはこんなイメージ!」と思い浮かぶような、印象付けの効果があります。

ロゴを見た人の印象に残れば、「このロゴは何をイメージしているのだろう」と考え、興味を持ってくれます。

そうした印象付けのためにも、ロゴをどのような人に見てもらいたいのか、どのような印象を与えたいのかという方向性を決めることは重要です

どのようなロゴにしたいのか、作成前によく検討してみてください。

ロゴ作成サイトを選ぶときのポイント

ロゴ作成サイトは数多く存在しますから、それぞれに合ったものを選ぶことが重要です。

ロゴ作成サイトを選ぶときのポイントは以下の通りです。

  • 定期的にアップデートがされているか
  • 操作が簡単なサイトを選ぶ
  • 料金は発生するか確認する
  • テンプレートが豊富なものを選ぶ
  • 商用利用可能なロゴを作成できるか
  • 日本語に対応しているか

定期的にアップデートがされているか

定期的にアップデートがされているサイトは、最新のロゴやデザインが取り入れられています。

あまりに古いロゴ作成サイトでは、出来る操作も限られてしまい、結果的に満足の行く結果が得られません。

アップデートされているサイトであれば、最近の傾向をもとにしていることが多いため、独自性の高いロゴも作りやすいです。

1年以内にアップデートされているサイトならば、今後もアップデートが続くことが期待できます

オリジナルのロゴ作成をするなら、サイト運営者が熱心なサイトを選択しましょう。

操作が簡単なサイトを選ぶ

ロゴをオリジナルで作成するなら、簡単に操作ができるサイトを選ぶこともポイントです。

一般的にロゴ作成サイトは「ロゴ作成」のボタン1つで作成画面へと移行し、専用のツールでロゴデザインが可能です

有料サイトでは複雑なロゴも作成でき、操作できる機能も豊富に揃っています。

しかしロゴを自作するのであれば、豊富すぎる機能はむしろ操作の邪魔にもなってしまいます。

初めてロゴ作成サイトを操作するなら、無料で試せるサイトを利用して簡単に操作できるものを選択しましょう。

料金は発生するか確認する

ロゴ作成サイトには無料のものと有料のものがあります。

無料で利用できるサイトも多いですが、無料で利用できる代わりに機能が制限されているもの、画質の悪いもの、サイズに制限があるものもあります。

自由なロゴ作成をするなら機能面では有料サイトの方が優れていますが、無料でも実用性の高いサイトも多いため、まずは自分で操作してみるのが一番です

また、ロゴ作成自体は無料でできるものの、名刺などの用途に応じて有料になっているケースもあります。

利用するサイトの料金がどのような扱いになっているのか、事前に確認を忘れないようにしてください。

テンプレートが豊富なものを選ぶ

サイトによってはカテゴリーに応じたテンプレートを選択でき、その中から自分のイメージするロゴに近いものを作る機能もあります。

テンプレートはサイトによって異なるため、選ぶならカテゴリー別のテンプレートが豊富なサイトがおすすめです。

もちろん、一から作ることも可能ですから、テンプレートの種類にこだわる必要はありません。

しかし、ロゴのアイディアに困ったときにテンプレートがあれば、そこからロゴを生み出すこともできるためおすすめしたいポイントです

商用利用可能なロゴを作成できるか

ロゴ作成サイトの多くは商用利用を禁止していません。

そのため念のために利用規約を読み、禁止事項に商用利用が載っていないことを確認しましょう。

もし禁止事項に商用利用が載っていたにもかかわらず、勝手に商用利用するとロゴの利用が出来なくなる可能性もあります

事前に商用利用OKであることを忘れず確認してください。

日本語に対応しているか

ロゴ作成サイトには海外発のサイトも多く、日本語対応していないサイトも時々見られます。

サイトが英語のみということもあるため、英語が得意な方でなければ扱いが困難になるでしょう。

そのため、利用するなら日本語にも対応しているサイトがおすすめです

なにより、日本語対応していないロゴ作成サイトの場合、日本語のフォントで会社のロゴが作れないことも考えられます。

日本語対応しているサイトかどうか、ロゴ作成サイト選びでは言語の対応についても必ず確認してください。

ロゴ作成でおすすめのサイト8選

ロゴ作成サイトはネットで検索すると様々なものがありますが、その中でも日本人でも比較的扱いやすいサイトを10種類紹介します。

無料サイト有料サイト
おすすめのロゴ作成サイト・LogoMaker
・Canva
・flamingtext
・DesignEvo
・LOGASTER
・OnlineLogoMaker
・YouiDraw
・LogotypeMaker

まずは無料版から見ていきましょう。

LogoMaker(ロゴメーカー)

ロゴメーカーはメールアドレスの登録不要でロゴ作成ができる無料サイトです。

ビジネス向けのロゴデザインが豊富で、必要な情報を入力するだけでAIが数千種類のロゴを自動で作成してくれます。

作成された後はサイト内のツールでブラッシュアップすれば、いつでもダウンロード可能です。

また最近ではスマホのAndroid版にも対応したアプリも出ています。

AIが自動で大量にロゴを作成してくれることから、業種に最適なロゴを沢山のアイディアの中から選ぶならロゴメーカーはおすすめのサイトです。

しかし、ロゴメーカーには注意点が2つあります。

必要な情報を基にAIで作成するためには、設定する項目が複数あり、手間がかかる点が1つです。

既にロゴのアイディアがある場合には、ロゴメーカーのAIを必要としないこともあるでしょう。

もう1つが日本語に非対応である点です

ロゴに日本語を使用することは可能ですが、サイトの言語はすべて英語となっているため英語が苦手な方は注意してください。

LogoMaker公式サイトはこちら

Canva

Canvaは無料サイトの中でも汎用性が高く、ロゴ作成だけでなくイラストデザインやアイキャッチ画像の作成も簡単にできるツールです。

テンプレートは100万種類以上の素材から選択でき、自分で作成した画像データをアップロードしてデザインすることもできます。

日本語にも対応しており、日本語フォントも90種類以上と非常に豊富で、無料ながら自由度の高い操作性が魅力のサイトです

登録すれば基本無料で自由に利用できますが、月額の有料版を利用すると素材に動画や音楽も追加され、クラウドストレージも100GBの大容量になります。

無料版でも十分に実用性が高いサイトですから、無料でオリジナルのロゴデザインをするならCanvaを検討してみてはいかがでしょうか。

Canva公式サイトはこちら

flamingtext

flamingtextは文字を入力するだけで簡単にロゴが作成できるツールです。

テキストを入力するだけで400種類のデザインが表示され、その中から好きなものを選んで編集するだけで簡単にロゴが作成できます。

図形や記号などはないため、文字のデザインを調整するだけなので操作も非常に簡単です。

ただし、テキストのみのロゴしか作れないこと、デザインは独自性がない点には注意してください

完全なオリジナリティを求めるなら、flamingtextで作成したロゴを別のツールで再度編集するとよいでしょう。

flamingtext公式サイトはこちら

DesignEvo

DesignEvoは1万種類以上のテンプレートと豊富なフォントが利用できる無料サイトです。

テンプレートはスタイリッシュなイメージのものが多く、ビジネス利用するならおすすめのサイトです。

PC版はもちろん、スマホでもAndroidとiOSに対応しているため、いつでもロゴ作成が自由に行えます。

データはアカウントを作成すればクラウド上で保存されるため、いつでも編集可能で、すき間時間に操作したい方にもおすすめです

ただし、注意したい点は無料版のロゴを利用する場合には、Webサイトにクレジットを明記するか、SNS等でDesignEvoをシェアする必要がある点です。

無料版でも実用性は十分ですが、有料版を利用するとロゴデザインの所有権、解像度の制限などが解除されますから、操作感が気に入ったら有料版の導入も検討してみてください。

豊富なテンプレートを使用して、実用的なロゴを作成したいと考えるなら、DesignEvoがおすすめです。

DesignEvo公式サイトはこちら

LOGASTER

LOGASTERは企業のブランディング用のロゴ作成に特化したサイトです。

操作は4つのステップに分かれており、ブランド名の入力、デザインの選択、レイアウトの調整、そしてフォントと色の変更で完了します。

ロゴデザインはビジネスカテゴリーに合わせて選択できるため、自社のブランディングに最適なロゴが作成可能です。

日本語にも対応しているサイトですから、案内に合わせて選択すれば簡単な操作で高品質なロゴを作成できるでしょう。

注意したい点としては、1024px以上の高解像度の画像をダウンロードするには料金が必要となる点です

1ファイルのみのプランと、あらゆる媒体で利用できるようにパッケージ化されたプランが複数用意されています。

難しい操作なしでもオリジナルのロゴを作成できるため、まずは試しに作成してみてから有料版を検討してみるのがよいでしょう。

LOGASTER公式サイトはこちら

OnlineLogoMaker

有料版でおすすめするロゴ作成サイトの1つがOnlineLogoMakerです。

無料でも利用できるサイトですが、無料の場合は300pxの低解像度でしかダウンロードできないため、商用利用なら有料版をおすすめします。

OnlineLogoMakerではロゴ作成が初めての方向けにチュートリアルが用意されており、流れに沿って作成するだけでロゴ作成が可能です。

日本語にも対応していますが、フォントの変更はできないため、日本語のロゴ作成に不向きです。

日本語以外のカテゴリーには素材が豊富ですから、象徴的なロゴ作成に向いています。

注意点としては、日本語の翻訳がややわかりにくいことと、カスタマイズのメニューが多いためすぐにロゴ作成はできない点です

印象的なロゴを作成したいなら、細かな操作もできるOnlineLogoMakerがおすすめです。

OnlineLogoMaker公式サイトはこちら

YouiDraw

YouiDrawは立体的な図形を使ったロゴが作れるロゴ作成サイトです。

日本語にも対応していますが、ゴシック体限定である点と料金プランがドル換算である点を除けば直感的な操作が可能な使いやすいツールです。

無料でも利用可能ですが、個人利用のみなので商用利用するなら有料プランに加入する必要があります

立体的な図形や陰影の美しいロゴを作成するならおすすめのサイトです。

YouiDraw公式サイトはこちら

LogotypeMaker

英語のロゴ作成に特化しているのがLogotypeMakerです。

日本語には非対応ですが、英語のテキストを入力するとポップなロゴを作成できます。

無料版でも利用できますが、解像度の高い高品質なロゴをダウンロードするなら有料プランがおすすめです。

有料プランではロゴの保存機能のほか、フォントの種類が増えるため、英語でインパクトのあるロゴを作成したい方に向いています

ロゴを作成するだけなら一番安いベーシックプランを契約し、ロゴ完成後に解約すれば、1,000円ほどで高品質な英語のロゴを作成できます。

LogotypeMaker公式サイトはこちら

まとめ:ロゴ作成サイトは扱いやすいもので選ぶ

ロゴ作成のポイントとおすすめのロゴ作成サイトについて紹介しました。

ロゴ作成では企業のブランディングの観点から、独自性の高いものが求められます。

解説したポイントはロゴ作成においては非常に重要なポイントばかりですから、これから作成する方はぜひ取り入れてイメージしてみてください。

そして、ロゴ作成サイトは自分にとって扱いやすいものを選択しましょう

今回紹介したロゴ作成サイトの中には日本語に対応していないものもありますが、直感的な操作で高品質なロゴを作成できるようになっています。

ロゴ作成サイトを利用して商品のブランディング、企業の業種に合わせた素敵なロゴを作成してください。

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